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お店の照明、どこを照らす?商品が映える光の使い方

お店の照明というと、「店内を明るくすればいい」と考えがちですが、実際には光の量よりも、どこに光を当てるかが重要です。

たとえば商品を並べる店舗なら、商品そのものを照らすだけでなく、壁や床にも光を広げることで、店内に奥行きが生まれます。

アパレル店なら洋服の色や素材がきれいに見える光、飲食店なら料理の色が自然に見える光など、業種によって相性の良い照明は変わるでしょう。

特に照明デザインで確認したいのが、人の視線がどこへ向かうかという点です。

入口から店内を見たとき、最初に目に入ってほしい商品はどこにあるのか。
レジやカウンターをどこまで見やすくするのか。
お客様が滞在する場所をどの程度明るくするのか。

こうした条件によって、照明器具の位置や向きも変わってきます。

すべての場所を同じ明るさにする必要もありません。

たとえば、見せたい商品にはしっかり光を当て、その周辺は少し落ち着いた明るさにする方法があります。

明るさに差をつけることで、自然と視線が集まりやすくなり、店内にメリハリも生まれます。

照明器具についても、天井の中央だけに設置するとは限りません。

スポットライト、壁面を照らす照明、棚の下に仕込む照明など、場所に合わせて選択肢があります。

また、光が直接目に入るとまぶしさにつながるため、器具の向きや高さも確認したいポイントです。

昼間と夜間で外から見た印象が変わる店舗なら、店内だけでなく道路からの見え方まで考えておく必要があります。

弊社では、店舗の業種や内装、商品の配置、人の動線などを確認しながら照明デザインを考えています。

「どの照明器具を使うか」から始めるのではなく、「この場所で何を見せたいか」から考えることが、印象に残る店舗照明につながります。

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